昨年の10月、【大和三茶室「八窓庵」と庭園を再生し、後世へ継ぐ。~奈良国立博物館~】というクラウドファンディングで支援をしました。
そして先日、完成した奈良国立博物館庭園のお披露目会へ参加してきました。
この庭園を会場にするイベントのお手伝いで、何度か足を踏み入れたことがあり、ほんの少しですが貢献できてよかったなと思います。
庭園には、「八窓庵(はっそうあん)」という茶室があります。
江戸時代中期頃に建てられた茶室で、茶室に入ると8つの窓が見えるということから八窓庵と呼ばれています。
窓や棚のデザインは、利久の後に天下一と称された武将茶人・古田織部好みの様式。茅葺屋根も綺麗になり、今回は御杖村の藁を使ったそうです。
腰掛待合などもガイドさんが説明を丁寧にしてくださったおかげで、いろんな工夫がされていることを知りました。
桜の木も植えられているので、春が来るのも待ち遠しいです。
見学の後、結の会の方が点ててくださったお抹茶、とっても美味しかったです!
有料ですが、茶室を利用することもできるようです。茶室内の見学は公開日のみのようです。
お庭は西新館の開館日には園地側のピロティから見学ができます。
奈良国立博物館へ行かれた際は、ぜひお立ち寄りください!