記事を書く人間として、自分の教科書にしたいと思う一冊と出会いました。
「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」 著者:古賀史健 (ダイヤモンド社)
タイトルにも教科書とあります。
これまで編集や記事の書き方講座に呼んでいただくこともあり、
私が長年経験を積んできたなかで大切にしていることを伝えてきました。
この本を読んで、「これで良かったんだ」と思ったこと、
「こう説明すればもっとわかりやすく伝わる」と学んだこと、
「これ!これ!」 と共感できることがたくさんありました。
ただ、とにかく分厚く、まだ半分くらいしか読めていません。
長年編集者をしていますが、
時に「これでいいのか」と立ち止まることもあります。
継続は大きな力になっていますが、
長年やってきたから優れていることも、すごいということもなく、
まだまだ足りない点もあります。
こういう本のおかげで、自分を客観的に見つめ直すことができます。
今まではこれで良かったけど、これからはどうだろう?
どんな時代がやってくるかわからない今、
柔軟に対応できる力は備わっているだろうか……なんてことも考えます。
「違う」と思ったら、一度自分を壊すことも必要だなと思っています。脱皮の感覚。
この本からはまだまだ学べることがたくさんありそうです。
あと半分、じっくりと読み進めます。
そして、何度も読み返したいと思います。