昨日はやや頭痛がしたので、( 気圧のせいかもしれませんが)
自然の中を歩かなきゃという衝動にかられ、
仕事の合間をぬって春日大社までお散歩に出かけてきました。
参道を歩いているとオスジカの鳴き声がこだましています。
なんと表現したらいいでしょうか。
「ピー」 「キューン」 でしょうか。
メスジカへのラブコールです。
調べてみると「奈良の鹿愛護協会」のサイトの「コミュニケーション」のくくりで、鳴き声を紹介していました。
「フィーョー・フィーョー・フィーョー」 だそうです。
声も聞けますので、どうぞ!
https://naradeer.com/learning/ecology.html
奈良公園を、鹿をテーマに見てみると、「ディアライン」「フン虫」など
知れば知るほどおもしろいネタはたくさんありますので、ついでにサイトを熟読ください。
子どもが小さい頃に、フン虫探しに行ったことを思い出しました。
フン虫のおかげで奈良公園はきれいなんです。
自然の循環を感じます。
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「万葉集」でみてみると、鹿を詠んだ歌は六十首あるようです。
そのうち鳴き声を表現した歌も多いようです。
井上さやかさんの記事参照
http://www.manyo.jp/ancient/report/pdf/report4_4_naku_shika.pdf
万葉時代は、恋人や妻を想う歌人自身へと結びつけられ、寂しさのモチーフとなっていたのでしょうね。
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雄ジカの鳴き声は「奈良の秋の音」の一つですね。
他にも奈良の季節を感じる「音」ってどんなのがあるかなー。
ちょっと調べてみたくなりました。いえ、日々の中に感じていきます。またご紹介しますね。
ちなみに、参道沿いにあるお茶屋「春日荷茶屋」の今月のおかゆは、栗とさつまいものおかゆです。
色気より食い気。秋ですね〜。