昨日は、福祉介護お仕事PR隊のみなさんへのオンライン講座・講師のお仕事でした。
「やりがい」を「伝える」をテーマとした講座でしたが、
みなさん、熱心にお話を聞いてくださり質問タイムも活発な意見が出て良かったです。
福祉介護のお仕事の魅力を知っていただくために、
編集の視点を活かしていただくことができれば幸いです。
次の働き手を見つけることを目的としてのPR隊ですが、
楽しいこと、いいことばかりを伝えることが正しいとは思いません。
普段見えていない大変なことも含めてリアルを伝えること、
そういうことも含めて「ここで働こう」という強い意思を持った方と出会えるといいなと思います。
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昨日、講座の内容のひとつに、「自分を知る」というお話をして、
改めて自分を振り返ってみました。
私の中の仕事への情熱は何なのか、奈良への思い、「情報」とどう関わっていくのか。
これも現時点のことなので変わっていくかもしれませんが、大枠この範囲をうろうろしているのだと思っています。
それは、「静」「動」の2つに分類できます。
静……過去から現在、そして未来へも伝えていきたい奈良のありのままの魅力、自然、文化、歴史
これらは、人を癒やしたり、心に響くもの、奈良で暮らしていく上で知っておきたい、大切にしていきたいもの
動……今現在の課題を解決していくこと、衰退しているものに新たに息を吹き込んでいくこと
これらは、新しく創るもの。イベント、賑わいづくり、人と人を繋ぐこと、新しい種を応援することなど
これらのことを、ターゲットごとに編集(=編む)して伝えていくということです。
私にとって、両方大切と感じています。
両方を行ったり来たりすることで、化学反応が起こり、いろんなアイデアが生まれたり、繋がったり。
また、何かの形にして伝えるわけなので、それは記録されます(残る)。
形に残ることはすごくありがたく、それはそれでいいのですが、
一度伝えたからといって、人はすぐに行動へと移してくれるものではなく、すぐに響くとは思っていません。
だから、何度も、何度も。
いいと思うことは継続して伝えていく必要があります。
「情報」はあくまで「きっかけ(入り口)」です。
そのきっかけをたくさん投げかけて、
受け取ってくれた方が自分の中でそれをあたため、
結果「ハッピー」になることができれば、このうえない幸せです。
これからもさまざまな視点で、奈良の魅力をお伝えしていきたいと思います。