今週も、「奈良人のおとなゼミ」勉強会に参加してきました。
テーマは、「神饌（しんせん）」について。
神様へのお供えもの、ごはんのことです。
そこでの学びは、「まごころ」でした。
決められた盛り方、供え方があり、意味がある。
その内容は、全国各地の美味しいものをかけ集めた、つまりは「ご馳走」の数々。
神様のために失礼がないようにと細部にまで心を尽くしてお供えされます。
ただ食事を用意するのではなく、丁寧に。毎日。
目に見える形で感謝の気持ちを捧げるもの。
人間同士もなかなか気持ちを表すことは難しかったりもしますが、
相手を想像して、真心を尽くす。すべてはここにあると思いました。
私も、ギブの精神を大切にしているのですが、不平不満がふつふつ湧き上がってくることもあり、気持ちの落ち着きどころを日々探しながら過ごしています。大切なことを忘れたり、迷走したり。だから、こういう学びの時間は必要なのです。今回も、しっかりと身を引き締めていただきました。
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